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循環の仕組み

の仕組み

SENSES センシズ 植物循環の仕組み アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki|東京都世田谷区 桜新町 用賀

植物《循》の仕組み

生花店で出る葉や茎の余り、役目を終えた花や枝も最終的に可燃焼却となります。
その「残渣 ざんさ」を資源として捉え、廃棄せずに堆肥化し、その堆肥で育った花を販売し《循環》させる、持続可能な花のありかたを目指す取り組みです。

植物残渣の循環イメージ

SENSES センシズ「植物循環の仕組み」植物残渣の循環イメージ|東京都世田谷区 桜新町 用賀
*1 次フェーズを想定
*2 「センシズの腐葉土」として

 
SENSES センシズ 植物循環の仕組み アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki|東京都世田谷区 桜新町 用賀

センシズがいま想うこと

SENSES センシズ 植物循環の仕組み

植物は本来、可燃廃棄物ではなく土に還るもの。
大地が痩せているといわれる中、花や植物残渣を堆肥として土に戻すことで大地は少しずつ豊かになり、水分を多く含み焼却負担の大きい植物廃棄物も減らせるのではないか。

植物も経済も社会も《循環》させる。

その思いから本事業 *3 に応募し小さな一歩を踏み出しました。
花を扱う仕事だからこそ、環境に配慮しなければ花の仕事自体が持続できなくなるのではという危機感を持っています。
販売するだけでは半分、役目を終えた先まで眼差しを向け、花が土に還り次の花を育てる《循環》を行うことが私たちの役割だと捉えています。

この検証を《緒 いとぐち》に、地域や業界へと広がる仕組みへ育てていきたいと考えています。

*3 サーキュラーエコノミーの実現に向けた 社会実装化事業(補助事業)|公益財団法人東京都環境公社 [PDF]

 

SENSES センシズ 植物循環の仕組み アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki|東京都世田谷区 桜新町 用賀

要旨

植物残渣を可燃焼却せず、資源として「堆肥化」する。
そして、次の「資源」を生み出す《植物循環》の取り組み。

SENSESは、「TOKYOサーキュラーエコノミーアクション(公益財団法人東京都環境公社)*2」に応募し採択を受け、植物残渣を堆肥化する実証検証を行いました。
これは今後に続く検証段階ですが、この結果を精査し、業界や地域を巻き込んだ実装に向けての次のフェーズに移りたいと考えています。

*2 東京都は、「2050年 CO2 排出実質ゼロ」に貢献する「ゼロエミッション東京」の実現に向け、サーキュラーエコノミーへの移行・持続可能な資源利用を推進しています。東京都と公益財団法人東京都環境公社は、地域密着型のサーキュラーエコノミーの実現を目指す取り組みの社会実装化を支援しています。(参考: 都庁総合ホームページ)
TOKYOサーキュラーエコノミーアクション|公益財団法人東京都環境公社
サーキュラーエコノミーの実現に向けた社会実装化事業(補助事業)の選定結果について|都庁総合ホームページ

 

SENSES センシズ 植物循環の仕組み アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki|東京都世田谷区 桜新町 用賀

目的と効果

植物残渣を地球の資源と捉え、可燃焼却せずに大地に戻し堆肥化や土壌改良にする事で可燃廃棄物を削減し、焼却炉の負担を軽減、温室効果ガスの削減に貢献するものと考えます。
また、堆肥化する事で土壌の回復と再生に寄与し、その大地からの新たな資源や原材料の創出を期待出来ると考えています。
脱炭素と資源の《循環》を行い、新たな原材料を生み出し経済効果を見込める、新たなスタンダードとなり得る、モデル事業の実装を目指したいと考えています。

期待される《効果》

  • 可燃廃棄物の削減、焼却炉負担の軽減により、温室効果ガス削減に貢献
  • 土壌の回復と再生に寄与
  • 新たな資源や原材料を創出し、販売を通じた《循環》経済の構築
  • 耕作放棄地の有効活用、放棄地の土壌再生
  • 環境保全を通し、資源と経済の《循環》を創出

 

SENSES センシズ 植物循環の仕組み アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki|東京都世田谷区 桜新町 用賀

連携事業者

令和7年度(2025)に採択された「サーキュラーエコノミーの実現に向けた社会実装化事業(東京都)」での連携事業者さま。
※2026年1月現在
SENSES センシズ 植物循環の仕組み 農園コンポスト

農園に設置しているコンポスト

◎生花店

Trump Flowers

– 東京都世田谷区
世田谷区桜新町にあるフラワーショップ。個性豊かな季節の花や観葉植物に囲まれた空間は、訪れるだけで心が豊かになります。品質の高い花が並び、いつでも相談できる信頼感のある花屋として、多彩なブーケやアレンジメントを提案しています。
残渣の問題を伝え実証実験に快諾いただき店舗の残渣や役目の終わった花を提供いただきました。素敵な花屋さんです。

yohaku

– 東京都世田谷区
世田谷区用賀のフラワーアーティスト。ドイツ国家認定フロリストマイスターの技術を活かし、ブーケやアレンジメント、ウェディングやイベント装飾など、季節の彩りや花の個性を大切にしながら、日常にも特別な瞬間にも寄り添う、研ぎ澄まされた感性で唯一無二のデザインを提案しています。
実証実験の目的を伝え是非とも残渣の協力をいただけないかとご快諾いただいた心温かなご近所付き合いの素敵なフローリストさんです。

 

◎農園

安部植木

– 東京都青梅市
「安部植木」は、庭木の手入れや剪定・伐採・造園を通して地域の緑と向き合ってきた専門家。自然の素材だけを取り入れ、植物が本来の自然な姿で育つ庭づくりを実践しています。素材の力を活かした手仕事を大切に、木材や藁を用いた道具や家具のレクチャーも実施。自然の恵みを丁寧に今の暮らしへ取り入れる方法を提案しています。
実証実験については堆肥化だけでなく循環の仕組みも相談させていただきました。環境のこれからを見据え、未来へと視線を向け続ける造園家です。

八雲のはたけ

– 東京都目黒区
「八雲のはたけ」は、都市の中に広がる里山のような農園。土に親しみながら都市農業の可能性を感じられる、地域の人が気軽に自然とふれあえる場所です。環境に配慮した取り組みを大切に、人と人をつなぐ活動にも力を注ぎイベントやマルシェを通して暮らしの中に新しい地域の循環を生み出しています。
実証実験にも快く協力いただき、堆肥化を共に進める事ができました。地域と資源の循環による、より良い未来へ目を向け続けている農園です。

 

◎土壌診断

みんな大地

– 東京都世田谷区
「みんな大地」は “緑豊かな大地は、地球とみんなを元気にする。” をミッションに、地球とみんなの健康を両立する食や農、土壌の再生等に取り組む事業です。土壌診断で有機物量や微生物活動を科学的に評価し、土地の環境価値を可視化。データに基づく取り組みで地域の持続可能性を高め、心や暮らしの再生へとつなげています。
実証実験への私たちの想いを伝え、土壌診断をお願いしました。分析だけでなく、豊富な経験と広い視野に基づく助言を受け、未来への第一歩を踏み出すことができました。

 

◎堆肥化コンサルティング

コンポスト東京

– 東京都渋谷区
「コンポスト東京」は、都市における資源循環の専門家として、コンポストの知識や実践を広げながら環境負荷を減らし、人と地域、自然がゆるやかにつながる持続可能な暮らしを提案しています。
この度の構想をご相談した際にも取り組みに深く共感いただき、実証実験にも快くご協力くださいました。未来を見据え、様々な専門的な見地から的確な助言をくださる、この実験の中心的存在です。その力強い応援のおかげで、実証実験は無事に完了し、未来への扉が開いたと感じています。

 

SENSES センシズ 植物循環の仕組み アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki|東京都世田谷区 桜新町 用賀

「循の仕組み」パンフレット

SENSES 循環の仕組み パンフレット 表紙 巻き巻き四つ折り アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki
SENSES 循環の仕組み パンフレット 表面 巻き巻き四つ折り アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki|SENSES センシズ|東京都世田谷区 桜新町 用賀
SENSES 循環の仕組み パンフレット インサイド面 巻き巻き四つ折り アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki|SENSES センシズ|東京都世田谷区 桜新町 用賀

SENSES 「循環の仕組み」のパンフレットを以下からダウンロードのうえぜひご覧ください。

|仕様| 変形B6サイズ 91mm×182mm(展開 355mm×182mm) / 竹尾 アラベール-FS スノーホワイト(FSC森林認証紙) / 巻き巻き四つ折り / オフセットフルカラー印刷

 

SENSES センシズ 植物循環の仕組み アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki|東京都世田谷区 桜新町 用賀

令和7年度 サーキュラー・エコノミーの実現に向けた社会実装化事業
「植物残渣を資源として可燃焼却せずに堆肥化し次の資源を生み出す循環の取り組み」実施報告書

実施概要

令和7年度、東京都および公益財団法人東京都環境公社が実施する「TOKYOサーキュラーエコノミーアクション」の補助事業(サーキュラー・エコノミーの実現に向けた社会実装化事業)において、株式会社千詩図は、「植物残渣を資源として可燃焼却せずに堆肥化し、新たな資源を生み出す循環の取組」のモデル事業の実装化に向けた実証実験を行いました。

実施期間である令和7年8月から令和8年2月までの間に、東京都内にコンポスト2基を設置し、生花店で発生する植物残渣を投入、堆肥化を行いました。短期間での実施でしたが、適切な堆肥化プロセスにより発酵と微生物の分解が進んだ堆肥は、高いバクテリア量を示しており、多くのイオン成分の顕著な増加がみられました。
また投入前の植物残渣から検出された複数の残留農薬についても、定量下限値未満(0.01ppm未満 = 検出せず)となり、この結果から、堆肥化プロセスが適切に進行する事により農薬成分は定量下限値未満まで分解されることが実証できました。

本実証実験のまとめ

本実証実験を通じて、植物残渣の焼却回避と安全かつ土壌活性化パワーの高い高品質な堆肥生産が可能であることが実証されました。

  • 生花店で発生する植物残渣は、堆肥化のプロセスにより高品質な堆肥になり得る
  • 堆肥の活用により土壌の改善が見込める
  • 植物残渣の回収により、可燃性廃棄物の削減が可能になる
  • 水分を多く含む植物残渣を削減することで、焼却炉の負担を軽減し温室効果ガスの削減に繋げることができる
  • 資源の循環を行い、新たな原材料を生み出す事が可能である
  • 地域社会との連携により、コミュニテイの活性化に寄与できる
  • ビジネスモデルを構築し、新たな資源の活用で経済の循環に寄与できる

本取り組みは、東京都が目指すサーキュラーエコノミーの実現に向けた有効な社会実装モデルの一助となるものであり、継続した取り組みを進めていきたいと考えております。
詳しくは、以下の「実施報告書」を是非ご覧ください。

実施報告書

 

SENSES センシズ 植物循環の仕組み アートワーク ©大瀧當一 Toichi Otaki|東京都世田谷区 桜新町 用賀

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  • 花、葉、枝などの残渣を受け入れていただける農園さん
  • 協働や協賛、運搬など、この活動にご協力いただける方 など

ぜひ以下のメールからお声掛けいただけるとうれしいです。

info@sensesflower.jp

 
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お問い合わせ・ご相談

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SENSES センシズ 世田谷 桜新町

株式会社千詩図
info@sensesflower.jp
東京都世田谷区用賀2-11-10 欅アパートメント D 〠1580097
t. 03 6805 6478

 

 

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